年増大学生でも友達が欲しい!
こんにちは。IHです。
突然ですが、私は大学3年生にして24歳です。今年25歳になります。
一度東京の某私立大学に入って、経済的理由から退学してからフリーターでのそのそとお金を貯めていたので、周りの同期と比べると4つ上です。
地元東京から飛び出して北海道に渡った私は、たった1人札幌に住む社会人の友人を除いては知り合いが皆無でした。
なので、大学に入って真っ先に懸念したことは、「友達できるのかな?」ってことでした。
結論から申し上げますと、「普通に友達できたぜ!!」と胸を張って報告いたします。
浪人や再受験で年齢を重ねて友達が出来るか不安な方は、是非とも参考にしていただければと思います。
1. 年増を敢えてネタにしてしまおう
「俺はお前らよりも年上なんだぞ」と横柄な態度を取ったり、或いは「俺はこいつらみたいなガキとは違うんだ」とひねくれたり斜に構えていたりすると、当然ですが友達はできません。オッサンの上に性格最悪とか救いようがありません。あだ名はクソジジイになります。
そうではなく、「俺実は再受験(or多浪)だからみんなより年食ってるんだよね」と開口一番にぶちかましてやりましょう。
大抵は驚かれますが、何だかんだ18歳は精神的には割と大人で、好奇心旺盛ですし、自分も友達が出来るか不安に感じているものですから、割とあっさり受容してくれます。
開口一番にカミングアウトすることは非常に勇気が要りますが、最初のタイミングを逃したらその後どうしても言いづらくなってしまいますので、勇気を振り絞ってガツンとかましてやりましょう。
2. サークルや部活に入ろう
年増だからといって尻込みせず、何かしらのサークルや部活に入ることをおすすめします。大学はそもそも多種多様なバックグラウンドを持った学生が集っているものなのですから、サークルや部活も年齢で爪弾きにするほど狭量ではありません。
もちろん、入ったら入ったで打ち解けるためにぶちかますのは大事です。私は開口一番にぶちかましました。
ちなみにサークルや部活では年次の高い学生が先輩になるのが基本ですが、サークルや部活の雰囲気によっては上下関係が厳格ではなく、年齢によってはタメ口が許容されることもしばしばあります。とは言え特に初対面の場においては敬語で話すことを心掛け、どうしても敬語が窮屈だと感じるならば雰囲気に応じてどのような口調で話すかを決めるとよいでしょう。
3. 同期より寛大になろう
ただでさえ年を食っているのですから、当然それ相応の振る舞いが求められます。「俺の方が年上だからお前らは敬語を使えよ」などと小さいことを宣う年増がいるらしい、との噂を度々耳にしますが、本当に馴染む気があるのかと思ってしまいます。
率直に申し上げますと、いくら学年は同じと言えども、年齢は明らかに自分のほうが大人になりますので、コミュニティではより大人らしく寛容で優渥な振る舞いを見せる必要があります。きっと友人達も自分のことを大人だと評し、何かと頼られることでしょう。また、時としては無礼な態度を取られることもあるかもしれません。そのような中でも泰然自若とした大人らしい態度で彼らに臨むようにしましょう。
「年上だから偉いんだぞ」などというちっぽけなプライドは早急に捨て去る必要がありますが、だからと言って自分の精神まで子供になれと言っているわけではありません。年齢が上である事実は覆せませんから、せめてその年齢に見合った態度を取れるようにするのが望ましい、というだけです。
4. 卑屈にならないようにしよう
どうしても年を重ねて入学した学生は、自分は同期と比べて余計に遠回りして入学した無能なのだと卑屈になってしまう傾向にあります。ただでさえ18歳ないし19歳が多いコミュニティに単身乗り込んで行くのですから、始まる前からアウトサイダーに甘んじていると感じてしまうかもしれません。
ですが、実際は年齢なんて大して関係ありませんし、今後社会に出たらそれこそ3歳差4歳差の友人なんてたくさんできるものです。また、能力を認められて入学を許された事実は変わりませんから、卑屈になる必要性は皆無です。もしこれが気休めや綺麗ごとにしか聞こえないのならば、自分が学内で有能になればいいだけです。有能になれば例えばゼミなどで友達ができます。
5. ※ただしイケメンには限らない
友人関係において重要なのは外見よりも内面です。不衛生な外見とかは流石に改めたほうがよいですが、相手に不快感を与えないような外見をしているのであれば、問題なく友人はできます。
6. おわりに
年増大学生の壁は友人と就職の2つがあると思います。
就職についてはまだインターンシップに2、3社参加したことがある程度のスペックなので、本格的に就職活動をして、内定をもらえたら記事を立てようかなと思います。内定がもらえるかは知りません。年齢で弾かれない企業を探しています。
ちなみに昨年夏にお世話になったインターンシップ先で人事の方から、「君はとても堂々としていて貫禄があるね、2年生には全く見えないよ!」とのお言葉を頂きました。内心「2年は2年でも修士2年と同い年なんだからそらそうよ」と思っていました。ただ、そのような評価を頂けたということは、日常的に自分は周りより年上なのだと肝に銘じて生活していたことが如実に顕れていたとも言うことができます。
自分の年齢が上である事実はどう足掻いても覆せませんから、せめてその年齢に見合った立ち居振る舞いを心掛けておくだけで、周囲からも年齢をネガティブ要素として捉えられることも随分減るでしょう。
最後に、年増は決して悪いことではないので、誇りを持って日々を過ごしましょう。
ちょっと普段とはテイストを変えた記事になりました。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。