北の編入生の部屋

北大法学部編入生が編入受験生に向けていろいろと発信します

【主観】北大の2年次編入に受かりやすい人【私見】

こんにちは。IHです。

 

世間はコロナ&コロナ、自粛&自粛で大変ですね。

私もちょっと前までは趣味の釣りをしに度々出掛けていたりしたのですが、こんな状況になってしまってはおちおち釣りにも行けません。叩かれてしまいます。

最近は特にやることがないので就活の準備をしたり、通販で必要なものを買ったり、実家の両親に電話をしたりしています。

ということで、特に書くこともないので、どういう人が北大の2年次編入に受かりやすいのかな、とつらつらと書いてみたいと思います。あくまで私の主観であり取り留めのない私見です。また、ところどころ2年次編入に限らず言える事項も含みます。

 

 

1. 受かりやすい人

 

①英語が得意な人

何せ配点の半分が英語なので、英語が得意な人はそれはもう有利です。私の同期にも編入時点でTOEICのスコアが800点を上回っていた人や海外留学経験者がちらほらいました。ちなみに私のTOEICスコアは当時740点でした。ザコ

勿論TOEICのようなスピード重視の試験と編入試験のような精読重視の試験では性質は異なりますが、英文の読解に抵抗がないことは非常に大きなアドバンテージとなります。センター試験の英語なら9割近く取れていたよ、という方も有利だと思います。

 

②日本語が上手い人

「何言ってんだこいつ?」と思われるかもしれませんが、日本語の文章を適切に読解でき、かつ文法・語法に瑕疵のない日本語を書ける人のことです。これも当たり前と言えば当たり前ですね。

まず小論文は課題文型なので、課題文の読解が出来なければ解けません。また、よしんば読解できたとしてもまともな文章が書けなければ、頭の中の情報を過不足なく解答用紙に落とし込むことは出来ません。

英語にしても、文章を読解した上で和訳したり説明したりと、日本語が正しく書けなければ詰みます。「和訳なんて辞書引けるなら余裕だろ」などと言っている人に限ってその訳文は意味不明な文章だったりします。昔の私です

正しく日本語を使うことを常日頃から意識し、作文に抵抗を持たないようにしましょう。

 

③優秀な高校に通っていた人

①、②とも関連します。これは合格者の傾向なので、優秀な高校に通っていないと受からない、というわけでは決してありません。私の高校は現役で旧帝大早慶に合格した生徒が過去10年間くらいで1人もいないようなごくごく平凡な高校です。ただ話を聞く限りでは、名門中高一貫校や最上位・上位クラスの公立校に通っていたような猛者が多いです。もちろん普通の高校に通っていた人もいるとは思いますが。

さて、優秀な高校に通っていた人は何が有利なのかと言うと、能力・習慣の面で有利になります。高校名では決してありません。

優秀な高校で生活をしていると、平凡な高校で生活するよりもより多く勉強することになり、結果として英語や国語などの能力に長けた人物になる傾向があると考えられます。また、そういった高校は受験に対しての意識も高いので、受験勉強もしっかり行なった経験がある人が多いはずです。勉強を習慣的にやっていた人は、編入試験の勉強もさほど躓くことなくスムーズに取り掛かれるでしょう。

しかし、これはあくまで能力や習慣の面で有利だよ、というだけなので、平凡な高校だったけど勉強の習慣はちゃんとあったし大学受験も本気でやったぞ、という方は並み居る猛者とも十分に伍することが出来るはずです。

 

④心配性な人

「慢心は人間の最大の敵だ」シェイクスピアが『マクベス』で言ったように、慢心は多かれ少なかれ誰しも心の中に抱いているものですが、それがひとたび牙を剥くと、結果的に滅ぼされるのは往々にして己自身です。

大学で周囲の人間を見下し、編入試験の問題を心の奥底で甘く見て、小論文と英語、たった2科目なら間違いなく受かる、と自惚れ、ろくな準備もせずに落ちる人は数多くいます。

それなら、本当に自分の実力で受かるだろうか、と常に心配し、怯え、その不安を少しでも払拭しようと勉強したり情報収集をしたりするような心配性な人のほうがずっと受かる確率は高いでしょう。

何も北大2年次に限った話ではありませんが、編入試験のような困難に立ち向かう場合においては、心配性であったほうがベストを尽くせるのではないか、と私は思います。

 

⑤運がいい人

編入試験は運も絡みます。試験は水物とはよく言ったものです。

なので、編入試験ありきの進学をする、編入試験ありきの履修をするなどは間違いなく避けたほうがいいです。単位認定に有利になりそうな科目を履修するなどは全く問題ありませんが、どうせ出て行くから必修を履修しないなどの行為はただの愚行なのでやめておいたほうがいいです。

こればかりは努力でどうにかなるものではありませんが、ただ一つ言うのであれば、ヤマを張るなどの運に頼る勉強法はおすすめしません。

 

⑥充実した日々を送っている人

私の周りにはこういう人が多かったです。本命の大学に落ちてしまって不本意ながら入学した、という人が多かったですが、その中でもサークル活動なり、趣味なり、いろいろ自分なりに力を入れられるものを見つけ、日々を充実させていた人が多かったです。無為徒食という言葉とは正反対の人ですね。

とりわけ勉強の方面で好きなことを極めていた、あるいは極めようとしている人、将来の目標を持っている人が大勢いるような印象を受けます。法学であってもそうでなくても。法学を極めようとする人は素地も整っていて、かつより専門的に学べる環境を目指して編入に向かって直向きに努力できるでしょうし、別の学問であっても勉強できるだけの体力を身につけられているということですから、いずれにせよ編入に不利に働くことはありません。

不利で思い出しましたが、退学歴や年齢を理由に法学系の編入試験に落ちることはありません。少なくとも北大は。ソースは私です。

 

2. おわりに

前述しました通り、これはあくまで私の主観であり私見です。なので絶対ではありません。

自粛ムードでおうちから出られないなら、勉強など何かしら編入に対して有益なことをして、秋の編入試験に備えましょう。そもそも編入試験できるかは分かりませんが、まあ多分なんとかなるでしょう

 

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。